第37回北海道障がい者冬季スポーツ大会を枝幸町で開催しました!
2月24日(土)に道北の宗谷管内枝幸町で北海道障がい者冬季スポーツ大会を開催しました。流氷を眼下に望む枝幸町三笠山スキー場には、道内各地から約90名の選手が集い、連日のメダルラッシュに沸く平昌オリンピックの日本勢の活躍に刺激を受けた選手たちは、大回転競技と距離競技に出場し、白銀の舞台で仲間とタイムを競い合いました。
今大会は、地元のNPO法人枝幸三笠山スポーツクラブ(エムスク)が運営主体となって競技が行われましたが、同じ会場では、幼児や小学生のジュニア選手が出場する「えさし三笠山チャレンジカップ」も同時開催され、障がいのある選手と障がいのない子どもたちが、同じゲレンデで競技を行うというエポックメーキングな大会になりました。
大会当日の朝は、強風が吹き荒れ、リフトの稼働が出来ない悪天候となりましたが、選手の強い気持ちと運営スタッフの願いが天に通じたのか、徐々に風速も弱まり、大回転競技は当初の予定から約1時間遅れで競技を開始しました。距離競技は、隣町の音威子府村の全面的な協力のもと、三笠山スキー場の麓に特設コースを設けて実施しました。
全ての競技が終了した後、ヒュッテ前に全選手が集合し、表彰式を行いました。プレゼンターは当協会の相馬会長、枝幸町の村上町長、三好 雅道議会議員が務め、各クラスの3位までの入賞者にメダルが授与されました。引き続き、閉会式が行われ、大会長である相馬会長のあいさつの後、枝幸大会は無事に閉幕しました。
大会の準備から運営全般を主導いただいたエムスク様をはじめ、枝幸町、音威子府村のご関係の皆様に感謝とお礼を申し上げます。来年の大会は2月に岩見沢市で開催することが決定しています。萩の山市民スキー場を会場に実施しますので、全道の障がい者スキーヤーの皆さんのご参加を心からお待ちしております。